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ベンケイソウ

Sedum spectabile

基本情報

和名
ベンケイソウ
英名
Showy Stonecrop
学名
Sedum spectabile
カテゴリ
多肉植物

栽培条件

☀️
日照
日なた(直射日光)
🌡️
適温
-25°C 〜 35°C

適性

✓ 都市環境

特徴

学名は Sedum spectabile。ベンケイソウ科 (Crassulaceae) に分類される多肉植物です。USDA Hardiness Zone: 8b-9a / Köppen: Cfa。厚みのある葉を持ち、乾燥に強い性質を持っています。丈夫で育てやすく、ガーデニング初心者にも向いています。秋になると茎の先端に小さな花が集まって咲き、花壇や鉢植えで楽しめます。冬には地上部が枯れますが、春になると再び芽吹く宿根草です。

育て方

日当たりと風通しの良い場所を好みます。light: full_sun の環境が理想的で、日光が不足すると茎が間延びしやすくなります。水はけの良い土壌が適しており、市販の多肉植物用の培養土を使用するか、赤玉土(小粒)を主体に鹿沼土や軽石を混ぜた配合土を用いるとよいでしょう。肥料は多くを必要としません。春の生育期に緩効性化成肥料を少量施す程度で十分です。過剰な施肥は根を傷める原因になるため注意してください。

水やり

乾燥に強い性質を持つため、水のやりすぎには注意が必要です。土の表面が完全に乾いてから、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えるのが基本です。生育期の春と秋は土の乾き具合を見ながら水やりをします。高温多湿になる夏と、地上部が枯れて休眠する冬は、水やりの回数を大幅に減らし、乾燥気味に管理してください。特に梅雨時期や長雨の際は、雨が直接当たらない軒下などに移動させると根腐れの予防になります。

温度管理

非常に耐寒性が高く、-25℃程度の低温にも耐えることができます。関東平野では屋外での冬越しが可能です。冬は地上部が枯れて休眠しますが、根は生きています。霜や凍結から株元を守るために、腐葉土や敷きわらでマルチングをするとより安全です。一方、夏の高温多湿は苦手とします。生育適温は35℃程度までで、真夏は株が弱りやすいため、風通しの良い半日陰に移動させて管理するのが望ましいです。

病害虫

過湿な環境では、灰色かび病や根腐れが発生しやすくなります。水はけの良い用土を使い、風通しを良くして予防に努めてください。害虫では、アブラムシやカイガラムシが付くことがあります。これらの害虫は植物の汁を吸って株を弱らせる原因となります。発生初期に発見し、数が少ないうちはブラシなどでこすり落とすか、被害が広がるようであれば対応する薬剤を散布して駆除します。

季節暦

植え付けや植え替えの適期は、生育期にあたる春(3月~5月)と秋(9月~10月)です。この時期に行うと根の張りがスムーズに進みます。開花期は夏から秋にかけてで、花が終わった後は、花茎を株元から切り戻しておくと、翌年の生育が良くなります。

休眠期管理

ベンケイソウは、冬に地上部が枯れて根の状態で休眠する宿根草です。枯れた茎は地際で切り取っておくと、春に新しい芽が出やすくなります。この時期は水やりをほとんど必要とせず、土が完全に乾いた状態を保ちます。また、夏の高温期も生育が鈍化し、半休眠状態に入ることがあります。夏場も同様に水やりを控えめにし、根腐れを防ぐことが重要です。休眠期に無理に水や肥料を与えると株を傷める原因になるため注意してください。

水の切り方

多肉植物であるベンケイソウの水やりは、与えるタイミングと「水を切る」タイミングの見極めが重要です。水やりのサインは、土が完全に乾いたときです。鉢を持ち上げて軽くなっていたり、土の表面が白っぽくなっていたら与え時です。葉に少しシワが寄ってきたタイミングで与えるのも一つの目安になります。一方で、梅雨の長雨の時期や真夏の昼間、冬の休眠期は積極的に水を切る(与えない)期間です。鉢内の過湿を防ぎ、根を健康に保つために、季節や天候に応じて水やりをコントロールすることが長く育てるコツです。

植替サイクル

根詰まりを防ぎ、健全な生育を促すために、1~2年に1回を目安に植え替えを行うことを推奨します。鉢底から根が見えたり、水の染み込みが悪くなってきたら植え替えのサインです。最適な時期は、本格的な生育期に入る前の春(3月~4月)です。植え替えの際は、鉢から株を抜き、古い土を3分の1ほど優しく落とします。黒ずんだ古い根や傷んだ根があれば整理し、一回り大きな鉢に新しい用土で植え付けます。植え付け直後の水やりは避け、1週間ほど経ってから与え始めると、根が新しい環境に馴染みやすくなります。

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