リトープス(生ける宝石)
Lithops
基本情報
- 和名
- リトープス(生ける宝石)
- 英名
- Living Stone
- 学名
- Lithops
- カテゴリ
- 多肉植物
栽培条件
適性
特徴
リトープス(Lithops)は、ツルボラン科 (Aizoaceae) に属する多肉植物で、「生ける宝石」とも呼ばれます。外観は石に擬態しており、砂漠環境に適応した独特の姿が特徴です。葉は2枚で一対となり、地際から直接生えています。USDA Hardiness Zone: 8b-9a / Köppen Cfa
育て方
関東平野(中間地)では、日当たりの良い場所で栽培します。用土は排水性の良い多肉植物用の土が適しています。鉢植えでの管理が一般的で、風通しを良くすることが重要です。真夏の直射日光はやや控えめにし、通風を確保しましょう。地植えの場合は、雨が長く続かないよう注意してください。
水やり
リトープスにはやや控えめな水やりが基本です。春から秋にかけては2〜3週間に1回程度、土が完全に乾いてから与えるようにします。冬は休眠期となるため、さらに回数を減らし、月に1回程度を目安にします。水の与えすぎには注意が必要です。
温度管理
生育適温は15〜28℃で、5℃以下になると生育が止まります。冬越しの際は5℃以上を維持する必要があります。夏は35℃まで耐えることができますが、風通しを良くして高温による蒸れを防ぎましょう。直射日光が強すぎる場合は遮光も検討します。
病害虫
リトープスでは、過湿が原因で根腐れやカビが発生することがあります。また、カイガラムシが発生することもあるため、定期的に葉のすき間も確認しましょう。発見次第、綿棒などで除去します。予防には通風と適切な水やりが重要です。
季節暦
4月〜6月にかけて植え付け適期を迎え、9月〜11月にかけて白い小さな花を咲かせます。生育が遅いため、収穫という概念はあまりありませんが、春先に新しい葉が成長する様子が見どころです。
休眠期管理
リトープスは冬季に休眠します。この時期は水やりを極力控え、5℃以上の環境で管理します。また、日照時間が短くなるため、できるだけ日当たりの良い場所に置くとよいでしょう。休眠中は成長が止まるため、植え替えなどは避けてください。
水の切り方
秋の終わり頃から徐々に水やりの回数を減らし、葉がややしわしわになるまで乾かしていきます。完全に休眠状態に入った冬は、月に1回程度、ほんの少量を土の端から与える程度にとどめます。春になり気温が上がってきたら、再び通常の水やりに戻します。
植替サイクル
リトープスは成長が遅いため、植え替えは2〜3年に1回程度で十分です。春先、新しい葉が出始める頃に行いましょう。古い根を傷つけないよう注意し、古い土は軽く落としてから、新しい多肉植物用の土で植え直します。鉢の底に軽石などを入れ、排水性を高めるとよいでしょう。