ブルーベリー(ティフブルー)
Vaccinium virgatum
🫐 ラビットアイ系
基本情報
- 和名
- ブルーベリー(ティフブルー)
- 英名
- Blueberry (Tifblue)
- 学名
- Vaccinium virgatum
- カテゴリ
- 果樹
栽培条件
適性
開花・収穫カレンダー
関東平野(中間地)基準の目安です。
受粉と相性
ラビットアイ系
⚠️ 受粉樹が必要
自家結実性が低く、同系統で開花期の重なる別品種(受粉樹)を近くに植える必要があります。
受粉樹の候補(同系統 × 開花期が重なる品種)
帯 = 開花期(月)。開花が重なるほど受粉相性が良くなります。
同じ系統の品種(管理方法もほぼ共通)
特徴
学名は Vaccinium virgatum。ツツジ科 (Ericaceae) に属する落葉低木で、果実が食用となるブルーベリーの品種です。樹勢が強く、大型の果実を多数つけます。USDA Hardiness Zone: 8b-9a / Köppen Cfa。
育て方
関東平野の中間地では、日当たりの良い場所を選び、水はけのよい酸性土壌で栽培します。植え付けは12月〜3月が適期です。株間は1.5〜2mほどとり、風通しをよくします。有機質に富んだ土壌が好ましく、堆肥やピートモスをすき込みましょう。夏の強い日差しを和らげるために、マルチングを行うとよいです。
水やり
ブルーベリーは乾燥に弱く、特に開花期〜収穫期はこまめな水やりが必要です。1日に1回程度、土の表面が乾かないように保ちます。真夏は午前中にたっぷりと与え、夜間の湿りすぎに注意しましょう。冬場はやや控えめにします。
温度管理
ブルーベリー(ティフブルー)は、耐寒性があり-10℃まで耐えることができますが、開花期に霜が降りると障害が起きやすいです。生育適温は15〜28℃。夏越しには日よけと風通しの工夫、冬越しには根元へのマルチングが望ましいです。
病害虫
うどんこ病や灰色かび病に注意が必要です。また、カメムシやハマキムシが果実を食害することもあります。定期的な見回りと、発生初期の薬剤散布や捕殺で防ぎましょう。通風を確保することで病害の発生を抑えることができます。
季節暦
12〜3月に植え付け、4〜5月に開花し、6〜7月に収穫を迎えます。
剪定・受粉樹・摘果
剪定は冬期の休眠中に、込み合った枝や細い枝を切り取り、風通しをよくします。ティフブルーは自家受粉性がありますが、他品種と併植すると結実が良くなります。また、過剰な着果を防ぐため、必要に応じて摘果を行い、果実の品質を高めましょう。
収穫までの年数
植え付け後、2〜3年で実がつき始め、5年ほどで十分な収穫量となります。樹勢が強く成長が早い品種なので、適切な管理を行えば早期の収穫が可能です。
施肥(元肥・追肥)
植え付ける際に元肥として緩効性の有機肥料を土に混ぜ込みます。追肥は2〜3月と6月に行い、ブルーベリー専用の酸性土壌向け肥料を使用するとよいでしょう。過剰な施肥は根傷みを引き起こすため、量やタイミングに注意してください。
土作り(pH・排水・保水)
ブルーベリーはpH4.5〜5.5の酸性土壌を好みます。培養土にはピートモスやバーク堆肥を多めに混ぜ、水はけと保水性を高めます。粘土質の土壌には鹿沼土や川砂を混ぜて改良しましょう。定期的なpH測定を行い、必要に応じて硫黄剤などで調整します。
※種苗法で登録された品種は、育成者の許諾なしに自家増殖(挿し木・種採り)ができません。登録状況は農水省登録品種データベースでご確認ください。