ブルーベリー(スパルタン)
Vaccinium corymbosum
🫐 ノーザンハイブッシュ系
基本情報
- 和名
- ブルーベリー(スパルタン)
- 英名
- Blueberry (Spartan)
- 学名
- Vaccinium corymbosum
- カテゴリ
- 果樹
栽培条件
適性
開花・収穫カレンダー
関東平野(中間地)基準の目安です。
受粉と相性
ノーザンハイブッシュ系
✅ 一部自家結実
1本でも実はつきますが、同系統で開花期の重なる別品種を近くに植えると実付き・果実サイズが向上します。
受粉樹の候補(同系統 × 開花期が重なる品種)
帯 = 開花期(月)。開花が重なるほど受粉相性が良くなります。
同じ系統の品種(管理方法もほぼ共通)
特徴
学名 Vaccinium corymbosum はツツジ科 (Ericaceae) に属する落葉低木で、果実が食用となる果樹です。USDA Hardiness Zone: 8b-9a / Köppen Cfa。果実の熟期は青紫色から青白みがかり、甘味と酸味のバランスが取れています。枝は直立性で、比較的コンパクトにまとまる樹形が特徴です。
育て方
関東平野(中間地)では、日当たりの良い場所を選び、風通しを良くするためにやや広めの株間を確保して植え付けます。ブルーベリーは酸性土壌を好むため、pHが4.5〜5.5程度になるようにピートモスなどで土壌改良を行います。株元にはバークチップなどでマルチングを行い、保湿と雑草の抑制を図ります。剪定は冬期の休眠期に行い、古枝や込み入った枝を切り取ります。
水やり
ブルーベリーは乾燥に弱いため、特に春から夏にかけては土壌の表面が乾きかけたタイミングでたっぷりと水を与えます。鉢植えの場合は1日1回、地植えでも乾燥が続く場合は1〜2日に1回を目安に水やりを行います。梅雨期は自然降雨で十分な場合もありますが、過湿にならないよう排水対策を行います。
温度管理
ブルーベリーは耐寒性が強く、-25℃程度までは耐えることができます。生育適温は15〜25℃で、高温が続く夏場は日よけや葉水で温度調節をします。冬期は根元にマルチを敷いて寒さから保護し、夏は風通しを良くして蒸れを防ぎます。気温が28℃を超えると生育が鈍るため、関東平野では夏対策が重要です。
病害虫
ブルーベリーではうどんこ病や灰色かび病が発生することがあります。また、アブラムシやカイガラムシなどの害虫も注意が必要です。定期的に観察し、発見次第、市販の殺菌剤や殺虫剤で防除します。また、通風を良くし、過湿状態を避けることで病害の発生を抑えることができます。
季節暦
植付は12〜3月の休眠期に行い、開花は3〜4月、収穫は7〜8月が一般的です。関東平野では、気温の変化に合わせて適期に管理を行うことで安定した収穫が可能です。
剪定・受粉樹・摘果
剪定は冬期の1〜2月に行い、古枝や内向きの枝を切り取り、風通しと光の透過を良くします。スパルタンは自家結実性がありますが、他の品種と併植することで着果率が向上します。摘果は着果過多のときに、果実の大きさや品質を向上させるために適度に行います。
収穫までの年数
スパルタンは苗木から植えて約2〜3年で初収穫を迎えます。本格的な収穫は植えてから5年目以降となり、適切な管理を行えば数十年にわたって収穫が可能です。
施肥(元肥・追肥)
植え付け時に腐葉土やピートモスに緩効性化成肥料を混ぜ込んで元肥とします。追肥は1〜2月の寒肥として、株元から離して有機質肥料や緩効性化成肥料を施します。生育期には液肥を月1回程度与えると樹勢が維持されます。
土作り(pH・排水・保水)
ブルーベリーは酸性土壌を好むため、pHを4.5〜5.5に保つようにピートモスや杉バーク堆肥で土壌改良を行います。排水性が悪くならないよう、畝立てや高設栽培も有効です。保水性を高めるために、バークチップやもみ殻などでマルチングを行うとよいでしょう。
※種苗法で登録された品種は、育成者の許諾なしに自家増殖(挿し木・種採り)ができません。登録状況は農水省登録品種データベースでご確認ください。